「女性のための創業セミナー第8期」第3回目の講義が開催されました
女性のための創業セミナー 第3回(スキル編②)が、開催されました!
テーマは、「自分の戦略を練り、方向性が見えた!」
- マーケティングとは?
- マーケティングの基本4P
- マーケット・ライバルを調査する
ゴールは、自分の事業の戦略を練り、方向性が見えた!
担当講師は、Kazurisa candleの丹講師です。
■実は、私〇〇なんです
この講座は、毎回席替えするので、この日のアイスブレイクは、グループ内での自己紹介。
名前と事業と「実は、私○○なんです」
自分の情報を開示することで、お互いの距離が縮まったようでした。
復習を挟んで、講座スタート。
- マーケティングとは?
マーケティングとは、簡単に言うと、お客様があなたの商品やサービスを自然に買ってくれるしくみを作る活動のこと。
- マーケティングの基本4P
4Pとは
・商品 Product
・価格 Price
・販売経路 Place
・販売促進 Promotion
の4つの頭文字を取ったもので、これを組み合わせて、自分の事業の戦略を練ります。
■事業の基本軸に沿って考える
事業の基本軸は、
・「誰に」
=あなたの商品を買ってくれる人
・「何を」
=商品・サービス 価格
・「どのように」
=販売経路 販売促進
「誰に」が決まったら、それに合わせて、「何を」と「どのように」を考えます。
■「何を」を考える
(1)商品・サービス
(お客様にとって価値あるもの)
【商品・サービス構成要素】
①核
お客様が手に入れたい基本要素
②形態
商品・サービスの特徴を構成する要素
③付随機能
直接影響を及ぼさないが、存在によって価値を高めている要素
(2)価格
(お客様が負担するコスト)
価格は、事業を展開する上で、とても重要な要素。
価格により、顧客から選ばれないことや、事業を継続させることが難しくなってしまうこともあるので、価格は、慎重に決めましょう。
【考えるポイント】
①相場感
②利益が出るか計算してみる
③売上を確保し続けることは可能かどうか
■「どのように」を考える
(1)販売経路
(お客様の手に入れやすさ)
【考えるポイント】
お客様が購入しやすいこと
①立地
②形態:Webショップ?実店舗?
(2)販売促進
(お客様とのコミュニケーション)
【考えるポイント】
①知ってもらうには?
②予算内で できることは?
③口コミは最強
- マーケット・ライバルを調査する
宿題になっていた、同業者を調べるシートを発表。
この調査は、調べることが目的ではなく、独自性を出すために「同業者がどんな風にやっているのか」を知ることが目的です。
■丹講師の経験談より
これまで、色々とチャレンジして来たけれど、マーケティングを習ってから、ただ、闇雲に動くのではなく、常に頭の片隅にマーケティングのことを置き、どんな風にお客様に価値を届けたら良いか考えながら、動くようになったとか…。
その結果、自分でチャンスを掴みに行く行動がとれるようになったそうです。
■宿題
次回の講座で発表する、自分の事業を伝える1分スピーチの原稿作成。
事業を始めると、初対面の方に自分の事業を伝える場面が多々あります。
初対面の相手に自分の事業を効率よく、的確に伝えるための練習です。
■編集後記
マーケティングを勉強すると、今まで何気なく利用していた店舗やサービスに対する視点が変わって来ます。
例えば、私たちがよく知っている某アミューズメントパークは、一時、来場数が減る一方で、存続を危ぶまれるほど業績が落ちましたが、「誰に」を「子ども」から「若い女性」に変えたことで、戦略が変わり、今では、若い女性達で賑わっています。
「誰に」「何を」「どのように」は、とてもシンプルな言葉ですが、事業を続ける上で絶対に忘れてはいけない言葉なのだと肝に銘じておきましょう。
次回は、
第4回 自分の事業を継続させよう
です。
皆さん、お疲れ様でした。
手記 安田智子