「女性のための創業セミナー第5期」第1回目(初日)の講義が開催されました

4月26日

 

4月24日(火)、第5期女性のための創業セミナーが始まりました。

当セミナーでは緊張をほぐし、スムーズに講座に入っていけるよう、各回講座開始前にアイスブレイクの時間を設けています。
初回は一人、持ち時間1分で自己紹介しました。
安田講師の指示にそんなに短い時間ではと戸惑う表情が並びましたが、やってみると時間が余ってしまう受講生が多く、1分は思った以上に長いと感じられたようでした。

安田講師の自己紹介を通して、女性の社会進出に対する社会の意識、女性自身の意識が時代を追って変化してきた状況が浮かび上がりました。
現在は、様々な形の創業を目指す女性が増加し、社会も、行政もそれを応援する時代です。
当セミナーでは、受講生一人一人が夢の実現(創業)に向けて着実な歩みを進める道筋をつけることを目標としています。
一歩先に創業したリリエメンバーが講師となって、ちょっとだけ先輩だからこそ伝えることのできる『実は大事だった3つのこと※1』を核に、進めていきます。

※1
①:創業への思い:情熱はエネルギー
②:独自性:自分にしかできない強み
③:戦略:事業を継続させるスキル

 

「創業してどうなりたい?」
○○で創業したい!と○○を考えることはあっても、創業してどうなりたいか考える機会があまりないかもしれません。創業はゴールではなく、スタートです。
なぜ創業したいのか、創業してどんな自分になりたいのか、家族とどんな関係を築きたいのかを始めに考えることが大事です。
ワークシートに記入して、グループワークで自分の思いを発表しました。自分のために、人のために、地域のためになどいろいろな夢が語られました。
その後、PREP法※2に沿って書き換え、全員の前で発表しました。(1分スピーチ)
創業への思いが熱くこみあげてくるので、自己紹介とは異なり、1分で伝えたいことをおさめる難しさを体験することとなりました。

※2
簡素で説得力のある文章を作成する手法
P(point)R(reason)E(example)P(point)

 

「トレジャーシート」作成
創業に関するセミナーでは必ず行う人生の棚卸です。
仕事、趣味、ボランティア、主婦業などやってきたこと、学んだこと、好きだったこと・情熱を注いだこと、嫌い・不得意なことをできるだけ詳しく書き出します。
記憶のかなたに沈んでいた「自分」を浮かび上がらせます。普段は目にすることがない自分を俯瞰する素材となります。
このシートを作成して、自分を客観視するところから創業の準備が始まります。セミナー時間内では書ききれません。
残りは宿題です。次回セミナーで使用します。

セミナーの最後に事業主となったら自己紹介のプロフィール作成は欠かせないこと、そしてプロフィール写真も大事であることが紹介されました。
最近のプロフィール写真はスタジオ撮影よりも自然の中で、その人らしさがにじみ出る写真が注目されているそうです。