「女性のための創業セミナー第5期」第2回目(2日目)の講義が開催されました

5月10日

 

5月8日(火)、女性のための創業セミナー第2回を開催いたしました。

始めにリリエ代表朝日智子さんより「創業女性の会Lilie(リリエ)」の活動内容、当セミナー修了後、希望者はリリエへの入会が可能であることが紹介されました。

第2回のテーマは「事業の基本軸を決めよう」です。担当講師は作ることであればなんでも好きと公言される丹講師です。

セミナーに入る前のアイスブレイクのテーマは『自分のストレス発散法』。感心したり、くすっと笑ったり、いろいろな表情がうかがえ、十人十色とはこのことかと改めて感じる時間でした。

 

前回は自分の創業への夢(思い)を言葉にして伝える作業を行いました。

今日のセミナーで、持ち帰ってほしいこと3つが丹講師より提示されました。

  1. 自分の強みを明確にする
  2. 創業のたねを見つける
  3. 事業の基本軸を決める

 

第1回で発表した夢(思い)をビジネスに結び付けるために、頭に描いている創業のイメージを項目ごとに書くワークが組み込まれました。頭に描いていることを文字にする難しさに気づく時間です。

セミナーが進み、理解が深まるにつれて、言葉もスムーズに出るようになり、書く作業も少しずつ前進していきます。

 

  1. 自分の強みを明確にする

宿題で仕上げてきたトレジャーシート(自分の棚卸し)を項目ごとに整理して、自分を客観視する作業を行います。この作業を通して、自分でも認識したことがなかった強みを発見したとの声も上がりました。また、事業を行う際には、避けがちなこと、弱みが明確になることも重要なポイントです。

整理したシートの内容をグループ内で発表します。グループワークは自分では気づかない強みが見つかる、当たり前と思っていたことが実は特技だと気づく機会となります。

 

  1. 創業のたねを見つける

創業の動機となる「やりたいこと」、トレジャーシートの整理とグループワークで見つけた自分の強み「できること」、それに自分の事業に結び付ける世間の困りごと「社会のニーズ」を組み合わせて各自の創業ポイントを見つけます。

自分中心に考えていた視点から自分の計画と社会(世間)をすり合わせ、事業を着実なものにするための作業です。

丹講師自身の場合を例に挙げて、丁寧な説明が行われました。

 

  1. 事業の基本軸を決める

どのような事業を展開するか決めたら、次は事業(創業のたね)の基本軸「誰に・何を・どのように」を決めます。丹講師が「誰に」を明確にする重要性を示す例として、名刺のデザインをあげました。

「誰に」渡すかによって全く別のデザインになる例はとても分かりやすいものでした。

お客様(=誰に)が違えば提供する商品(=何を)、提供の仕方(=どのように)が変化している例として誰でも馴染みのあるコーヒーショップが登場しました。

 

 

夢を創業につなげる第一歩となる回でした。