女性のための創業セミナー 第5回(最終回)が、開催されました!
コロナ禍の影響で中断されていた第5回は、初めてのZOOM開催。
綿密な計画・リハーサルを経ての開催になりました。
予想外のコロナ禍の影響でストップを余儀なくされたり、予定変更を余儀なくされたり・・イレギュラーの中、当日参加された方は、8期参加者13名中3名でした。
開催直前、あまりに少ない人数になったため、参加者のモチベーションが下がらないか、心配されましたが、結果的には、少人数のため、十分に時間をかけることができ、内容の深い講座になりました。
テーマは、「創業に向けての第一歩を踏み出そう」。
ゴールは、「創業計画書をまとめて発表する」。
担当講師は、第4回に引き続き、~ Fairy Ring ~のaki講師です。
■aki講師の簡単な自己紹介
ビーズアーティストであると共にカラーセラピストである、aki講師のカラーセラピストになった経緯などが紹介されました。
■参加者の近況報告
皆さん、コロナ禍の影響を受け、予定変更を余儀なくされたようですが、そこで立ち止まらずに「ならば、どうしたらよいか?」を考えて、それぞれのペースで活動を続けているようで、とても頼もしく思いました。
■振り返りクイズと解説
ずいぶん、間が空いてしまったので、皆さんの記憶を呼び戻すためのウォーミングアップを兼ねてのクイズ。
皆さん、ちゃんと覚えていてくださって、ほっとしました。
(ここでちょっと目を休めるのびのびタイム)
■創業計画書を作成する意味
創業計画書を作成するのは、下記の3つが目的です。
①自分のため
②協力者を得るため
③融資・援助を受けるため
- 自分のため
詳細な要素を書き出し、きちんと根拠のある数字を検証することで、頭の中に描いていた夢が現実のものになってきます。
- 協力者を得るため
はじめようとするビジネスが思いつきではなく、きちんと細部まで考えていることを示すことで、他人・家族の協力を得ることができます。
特に家族のいる人は、創業時の家族の協力は、不可欠。
なぜなら、創業することで、今までの生活がガラリと変わるからです。
創業時は、やることが多く、初めてのことばかりで時間がかかるため、今までできていた家事ができなくなることは珍しいことではありません。
・仕事の時間を確保するため、掃除ができなくなる。
・会合やセミナーで帰りが遅くなり、家族との食事時間に間に合わない。
・食事が手抜きになる。
・勉強することが多くて、家族との時間が減る。
・イベントに出るために休日に家族を置いて出かける。
・・・等々、数えだしたらきりがありません。
軌道に乗れば、解消されることもたくさんありますから、始めが肝心です。
創業計画書に書いた内容を家族に伝えることで、本気度を示し、道筋を示すことで家族の理解と協力を得てください。
③融資・援助を受けるため
銀行や公的な機関に対して、
・事業の信頼性
・成長性
を理解してもらう必要があります。
■aki講師のリアルな創業時の話
・実際にaki講師がスタート時に作成した創業計画書を見ながら、スタート時と3年後をどのように計画したか
・趣味からスタートしたaki講師が、趣味からビジネスへと進化させるためにどんな壁を乗り越えてきたか
・aki講師が事業をどんな風に小さく始めて大きく育ててきたか
・・・など、女性の創業にありがちな甘い考えや失敗も含めてのリアルな話を参加者の皆さんが真剣に聴く様子が画面に映し出されていました。
■ビジネスプランの発表
どの方も熟考した上で作成されたビジネスプランを発表されました。
質疑応答タイムでは、普段より時間をかけることができたので、参加者同士の質問も多く、リリエメンバーからもつっこんだ質問やビジネスを展開する上でのアドバイスも出て、少人数ならではの充実した時間が持てました。
■修了証の授与
今回は、オンラインのため、修了証は、後日郵送に変更。
■創業支援の説明、リリエの説明、創業セミナーチーム代表の挨拶
今や名物になった?チーム代表の岡部講師が参加者に贈る言葉。
今回は、「着眼大局着手小局」でした。
意味は、物事を大きな視点から見て、小さなことから実践するということ。
(孔子の弟子である荀子の言葉)
目先の小さな利益にとらわれることなく、大きな視野で俯瞰し、小さなことを地道に実践して、成功を掴んでください・・・という、エールでした。
以上で、女性のための創業セミナー第8期は、終了。
8期の皆さん、本当にお疲れ様でした。
コロナ禍というイレギュラーと時代の変化の中、お互いに大きな視野を持って、地道にコツコツ活動していきましょう。
講師一同、皆さんのご活躍を応援しております。
(手記 安田智子)