「女性のための創業セミナー第8期」第1回目(初日)の講義が開催されました

1/25 「女性のための創業セミナー第8期」スタート!

 

■この講座の特徴

 

八王子の「本気の創業塾」を卒業したリリエメンバーが講師を務めるこの講座は、

女性創業者ならではの視点で作られたオリジナル講座です。

 

この講座は、講師自身の創業体験を基に「今だから言える、創業時に必要だったこと」を軸にした現実に即したわかりやすい内容で、創業を考えている女性や創業したての女性に適しています。

 

具体的には、「今だから言える、創業時に必要だったこと(創業への想い・独自性・戦略)」を「マインド編・スキル編・まとめ」の3部構成で、5回に渡り学びます。

 

■第1回の講座スタート

 

第1回目の担当講師は、(株)OFFRE 代表取締役、中小企業診断士の増田講師。

クイズ「何の種でしょう?」と書かれたスライドからスタートしました。

映し出された三種類の種を見て、首を傾げる参加者たち。

 

「種を見ただけでは、どんな花が咲くかわかりません。

皆さんもこれからどんな花を咲かせるのか、まだ、わかりませんが、この講座で自分の

育て方を学んで欲しいです」

と、増田講師からのメッセージが込められたクイズでした。

 

参加者の皆さんがこれからどんな花を咲かせるのか?

楽しみですね!

 

 

■「創業への想い」

 

まず、マインド編。

この講座を作る時、講師たちがどうしても外せないと、取り入れたのがこの項目です。

 

創業とは、新たに事業を始めること。

そして、何より重要なのは、事業を「継続させる」こと。

創業して翌年まで続く個人事業主が約半数強。

そして、5年後…10年後…に残っているのは、約1割というのが現実です。

 

事業を始めれば、くじけそうになることや岐路に立つことは、多々あります。

 

そんな時に自分を支えてくれるのが、この「創業への想い」。

この「創業への想い」が信念となり、自分を奮い立たせ、事業を続けていく原動力となるのです。

日常生活において、自分に向き合うことは中々ないので、初めは戸惑った表情だった参加者もすぐに集中し、真剣に取り組んでいました。

 

 

■PREP法と発表

 

「創業への想い」が書き出せたら、次は、PREP法を使ってまとめて発表します。

 

自分の想いや考えを他人にわかりやすく伝えることは、慣れないと難しいこと。

でも、ビジネスにおいて、自分の想いや考えを相手にきちんと伝えることは、とても大切で、様々な場面で必要になります。

(ちなみにこの講座では、ビジネスに必要なコミュニケーション力のアップを目的にグループワークや1分スピーチを毎回組み込んでいます。)

 

 

■創業を別の視点から解説

 

中小企業診断士である増田講師の専門分野とも言える

・創業の現状、女性の創業の特徴

・個人事業主と法人の違い

・開業届や確定申告・・・などについて、初心者にもわかりやすく、解説。

質問も受け付け、参加者も気になっていたことや疑問が解消されたようです。

 

■トレジャーシート

 

マインドを整えたら、次は「独自性」の探求。

 

「自分らしさ=自分の強み」つまり、「独自性」は、同業者との差別化となるビジネスにおいては、必須のもの。

でも、「自分らしさ=つよみ」は、どうしたらわかるのでしょう?

その答は、自分の「経験したこと」の中にあります。

人生の棚卸しに使うワークシートを「トレジャーシート」と名付けた理由は、このシートがビジネスにおける宝物「自分らしさ=つよみ」を探し出す「宝の地図」だからです。

 

自分の人生を掘り起こすことは、短時間では難しいので、この日は、どんなことを書けばよいかを実際に書いて学び、残りは宿題になりました。

 

詳しく書けば書くほど、自分の宝が見つかるこのシート。適当に書いて終わるのは、本当にもったいない。

1度に全部書こうとせず、普段の生活の中で、自分の体験したことを思い出す度に何度

も何度も書き留めて行くのがコツです。

 

■ランチミーティング

 

初回と最終回には、講義の後、懇親会を兼ねたランチミーティングを行います。

参加者のテーブルに講師がおじゃまして、ざっくばらんにお喋りしながらの楽しいお弁当タイムです。

今回は、富士屋さんのお弁当と、サイバーシルクロードより八王子のパッションフルー

ツを使ったサイダーの差入れをいただきました。

八王子産パッションフルーツサイダーについて詳しくはこちらから!

賑やかなランチタイムで創業セミナーの初日終了。

次回は、宿題のトレジャーシートを使って、「つよみ」発掘からスタートします。

参加者の皆さん、お疲れ様でした。次回は、どんな人と同じグループになるかな?

どうぞお楽しみに…。

手記 安田智子