「女性のための創業セミナー第4期」第5回目(最終日)の講義が開催されました

2018年3月13日

 

最終回はこのセミナーで心に残ったことをテーブル内で話すアイスブレイクで始まりました。「初めて自分の思っていることを突き詰めて考える時間だった」という声がいくつか聞こえてきました。

 

「思いがあったからこそ情報収集のアンテナを建てることができ、道筋が見えてきた」と本日担当の朝日講師は創業当時を自己紹介の中で振り返りました。

 

セミナーは各回のおさらいするクイズで始まりました。クイズ自体は難しい内容ではありませんが、ともすればないがしろにしてしまいがちな大事なポイントが並びました。受講生の皆さんは指名された人はもちろんですが、されなかった人も全員正解だったと思います。

最終回のゴールは「創業に向けて第一歩を踏み出す。ビジネスプラン(事業計画書)をまとめ、発表する」です。朝日講師の体験談から始まりました。

マインド編第2回で出てきた3つの要素、「やりたいこと」「できること」「社会のニーズ」を講師の例に即して、ひとつ、ひとつひも解いていく話は、とっつきにくいと感じたかもしれない「3つの要素」の意味、重要性を理解する手掛かりなったのではないでしょうか。

 

商品・サービス、セールスポイントは思いを形にする大事なところです。「誰に」を明確にして、それに合った商品・サービスの提供を考えた過程が朝日講師の体験談でつまびらかになりました。

 

必要な資金の把握は、事業計画がきちんとしていないと思い描くことができず、その全体像を把握することもできません。設備資金、運転資金を把握し、且つ余裕資金も持つ必要があります。

 

これだけは覚えてと第3回で示された「売上の構造図」は事業の見通しを立て、継続していくうえで大事な資料です。事業計画書の内、「事業の見通し」を作成する際はこの図が役に立ちます。

各自の事業計画書を完成させ、現時点で思い描く内容を全員の前で発表しました。

 

 

増田講師は発表された事業計画書に対する感想、アドバイスを受講生一人一人に届けました。全体に向けては以下2つのアドバイスがありました。

1.どんな事業をやるのか、インパクト強く、3分間で端的に伝える訓練は大事

2.「誰に」「何を」をしっかり押さえると「どのように」が聞く人の頭に入りやすくなる

 

 

資金面での創業支援のシステムとして、助成金・支援金などいくつか種類があり、それぞれの特徴があります。多摩信用金庫の営業店支援部の中野様にその概要についてお話をしていただきました。

 

 

 

そして、修了証書授与式

 

 

最後に創業セミナーチーム代表が挨拶を行い、第4期女性のための創業セミナーを終了しました。

 

終了後のランチミーティングは「同じ時間を共有した仲間」となった受講生同士がそれぞれの不安や希望を語り、背中を押し合う、“創業セミナー女子会版”のようでした。